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CREST the SEKINE group

内容紹介

早稲田大学 関根グループ(早稲田大学先進理工学専攻)

常温から300度程度の範囲でも、触媒層に電位を印加して微弱な電流を通ずると様々な反応において高い活性をしめすことを見出しました。この際、半導体性を示すイオニクス材料が触媒材料として適していることも見つけました。これを応用し、各種機能を有する触媒を積層し、外表面にイオニクス層を形成することで、安価ながら不活性なメタンなどのアルカン資源を、高付加価値な化合物へ一段で転換します。

富山大学 椿グループ(富山大学)

本研究では触媒と有機原料分子あるいは生成物分子の間の相互作用を検討し、各種新規ゼオライト膜及びメソポーラス膜を触媒ペレット表面へ構築し、より多彩なカプセル触媒の実現とともに、メタン或いは合成ガスからの連続変換反応を始め、複数の有機化学反応を一括完成できる普遍性システムを追求する。

目標反応群に合わせてtailor-made的なカプセル型触媒の調製方法を確立し、各反応間の平衡移動効果、形状選択性、孤立空間に伴う局限効果などを実現し、協奏機能を最大限に引き出す。

大阪大学 西山グループ(大阪大学基礎工学部)

ゼオライトの結晶内を多層化し、それぞれの層が異なる活性点を有することで活性点の位置選択的機能を発現させ、逐次反応において、これまでにない高選択的反応を実現する。

触媒粒子を担持したコアシェル構造ゼオライト触媒を開発し、高い形状選択性と特異な触媒活性を兼ね備えた新規な高機能固体触媒の設計を目指す。

横浜国立大学 窪田グループ(横浜国立大学)

ゼオライト触媒では数Åの大きさの細孔(ミクロ孔)が規則配列しており,この細孔内で化学反応を思い通りに起こすことができれば,有用な化学品原料の高選択的な製造につながります。我々の研究グループでは,1つの結晶内に大きさの異なる複数種類のミクロ孔を含むゼオライト(例えばMCM-68)に注目して「ナノ空間の望みの位置に活性点を自在に形成すること」を目指しています。これを達成することで,高難度の物質変換を高い効率で実現する高性能触媒への展開を図ります。

日本触媒常木グループ

大学で発見された触媒シーズを有機的に結びつけ,有意義なターゲットとそれらを生み出す反応ルート設定のための情報収集を行い企業の立場から触媒反応の実用化を推進する上で必要な反応工学的検討を加え全体的なプロセスを構築する。さらに反応形式にあった触媒形態やそれを実現する成型方法など実用的な触媒製造方法開発を進める。また電場反応に適した触媒材料の探索も行う。

三菱化学山口グループ

 

旭化成角田グループ

 

超空間CREST関根グループ
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早稲田大学理工学部
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